彩の国まつむら牛乳

去る７月３日、20年振りとなる新札が発行されました。ご存じの通り、１万円札の肖像は渋沢栄一、深谷市出身の近代日本経済の基礎を作った人物。この発行に際し、深谷市では大々的に記念行事を開催したそうです。当社にとっての渋沢といえば、創業に深く関わった人物でもあります。以前にもこのお知らせコーナーでも取り上げましたが、当社のルーツは箱根を開拓しての牧場経営。その出資者の１人が渋沢栄一でした。渋沢は会社の立ち上げにも関わっていたようで、幕末に学んだ寺子屋の同窓生だった当社初代・松村浅次郎に声を掛けた、一種のヘッドハンティングで人材を集めたとのことです。ここから現在の松村乳業が始まりました。現在の当社代表に言わせると「あまりにも近すぎる存在なので偉人とか新札とか言われても・・・」だそうです。「大学受験用の日本史用語辞典でも、15点満点中2点か3点の評価。出題頻度はかなり低いってことだった」。尚、三菱の岩崎弥太郎は7点だったそうです。

発行の翌日、ピカピカの新札が１枚、当社にやってきました。こうして目の当たりにすると、やはり新札はいいですね。カラーリングやフォントに新しさを感じます。今回発行に触発されて、松村乳業と渋沢栄一とのコラボ企画を考えることになりました。具体的にどんなことをやるかは全くの白紙ですが、決まったらまたこちらでお知らせしたいと思います。年初のご挨拶でもお知らせしましたが、創業140年(過ぎ)記念事業にするようです。

今後のお知らせにご期待ください。よろしくお願いします。