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日本では牛乳はいつから飲まれているの?

日本では牛乳はいつから飲まれているの?

日本でははっきりしない部分が多いのですが、日本書紀に「牛酒」という記述があります。560年、百済からの渡来人が持ってきた医学書には搾乳についても書かれていて、ここから家畜としての牛が広まったとの説があります。

しかし牛乳として飲むよりも、酪・蘇・醍醐という乳製品に加工して一部の階級層にだけ食べられたのが実情です。730年代に聖武天皇が肉食禁止令を出して以降は牛乳を飲むという行為自体が廃れました。薬用としての数々の例外はありますが、一般的な飲用牛乳は幕末の開港まで待たねばなりません。

中世期は牛乳を飲むと牛になるという迷信がありました。「では自分が試してやろう」、そう言って牛乳を飲んだのが織田信長だと言われています。幕末の初代駐日アメリカ大使・ハリスが牛乳を飲みたいと言いました。

「牛乳なんて飲むとあのような獣みたいな毛深さになる」と噂されたそうです。それくらいに牛乳は一般的ではありませんでした。

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